モバイルバッテリーは今や私たちの日常生活に欠かせない存在となってきていますが、その裏には意外と知られていないリスクが潜んでいます…
2013年から2019年の間に162件もの事故が報告されていること・真夏の車内での高温が発火の大きな原因となっていること…これらの事実に驚かれた方も多いのではないでしょうか?
この記事では、皆さんの使っているモバイルバッテリーの発火リスクとその背景、そしてそのリスクを最小限に抑えるための具体的な対策を、わかりやすく解説しています。
PSEマークの意味から、リチウムイオン電池の特性、そして日常生活での簡単な対策まで、モバイルバッテリーを安全に使用するための手段をご紹介していきます。
もし、あなたがモバイルバッテリーを日常的に使用しているなら、この記事を読むことをオススメしますよ!知らないだけで身近に迫るリスクから自分自身を守るための知識と対策をご紹介してきます。
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目次
モバイルバッテリー発火の実態とは?
モバイルバッテリーの事故は利用者と共に増加傾向にある。
2013年から2019年の間に、
モバイルバッテリーに起因する事故が162件報告されています。
これは、消費者庁の公式データに基づくもので、その件数は「増加傾向にある」とされています。
モバイルバッテリーに起因する事故が162件報告されています。
これは、消費者庁の公式データに基づくもので、その件数は「増加傾向にある」とされています。
具体的には、
夏の高温時に車内に放置されたモバイルバッテリーが発火する事例が増えているのです。
夏の高温時に車内に放置されたモバイルバッテリーが発火する事例が増えているのです。
真夏の車内は非常に高温になってしまう…
JAFの実験によれば、外気温35℃の日に車内は50℃以上になることが確認されています。このような高温環境は、モバイルバッテリーの発火リスクを高める要因となってしまいます。
安全なモバイルバッテリー選びには必須!PSEマークの確認
PSEマークは、
電気用品安全法の基準をクリアした製品にのみ付与されるもので、これが付いていないモバイルバッテリーは、安全性が確認されていない可能性が非常に高いです。
電気用品安全法の基準をクリアした製品にのみ付与されるもので、これが付いていないモバイルバッテリーは、安全性が確認されていない可能性が非常に高いです。
モバイルバッテリー発火の主な原因
リチウムイオン電池の特性が発火の大きな原因
リチウムイオン電池は、
高エネルギー密度を持つ一方で、外部衝撃や過充電、高温などの条件下で異常発熱を起こしやすいのです。
高エネルギー密度を持つ一方で、外部衝撃や過充電、高温などの条件下で異常発熱を起こしやすいのです。
具体的には、
電池内部のショートやガスの発生が発火の引き金となります。
電池内部のショートやガスの発生が発火の引き金となります。
外部からの衝撃や劣化、誤った充電方法も発火の原因
例えば、
モバイルバッテリーを落としてしまって損傷させてしまったり、古くなったモバイルバッテリーを使用し続けたり、粗悪な充電器やケーブルを使用することなどが、発火リスクを増大させます。
モバイルバッテリーを落としてしまって損傷させてしまったり、古くなったモバイルバッテリーを使用し続けたり、粗悪な充電器やケーブルを使用することなどが、発火リスクを増大させます。
高温環境下での使用
モバイルバッテリーの設計上限試験温度は通常45℃とされており、これを超えると発火のリスクが高まります。
安全にモバイルバッテリーを使用するための対策
正しい充電方法
モバイルバッテリーの取扱説明書や製品に記載されている充電方法を守り、認証された充電器やケーブルを使用することで、発火リスクを大幅に減少させることができます。
モバイルバッテリーの保管方法と管理方法
高温や湿度の高い場所、直射日光の当たる場所などは避け、定期的に電池の膨張や変形、異常発熱などがないかチェックしましょう。
使い方の習慣を見直す
例えば、
使用しない時はモバイルバッテリーを安全な場所に保管する、長期的に使わない場合は充電ケーブルを刺しっぱなしにしない、定期的に電池の状態を確認するなどを習慣化することで、安全にモバイルバッテリーを使うことができます。
使用しない時はモバイルバッテリーを安全な場所に保管する、長期的に使わない場合は充電ケーブルを刺しっぱなしにしない、定期的に電池の状態を確認するなどを習慣化することで、安全にモバイルバッテリーを使うことができます。
まとめ:モバイルバッテリー発火のリスクとその対策
結論:
モバイルバッテリー発火のリスクは現実的な問題として存在しますが、適切な使い方・対策することで、そのリスクを大幅に減少させることができます。
モバイルバッテリー発火のリスクは現実的な問題として存在しますが、適切な使い方・対策することで、そのリスクを大幅に減少させることができます。
重要なポイント:
- モバイルバッテリーの事故は増加傾向: 2013年から2019年の間に162件の事故が報告されています。
- 車内放置に注意: 車内は外気温よりも高く、モバイルバッテリーの発火リスクが高い。
- PSEマークの確認: PSEマークが付いているモバイルバッテリーを選ぶ。
- リチウムイオン電池の特性: 高エネルギー密度を持つ一方で、外部からの衝撃などにより発火リスクが高まる。
- 正しい充電方法: 付属のケーブルや認証されたケーブル・充電器を極力使う。
- 定期的に確認: 定期的にモバイルバッテリーの状態確認を確認する。
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